共存共栄分科会

リブ ウィズ 貧乏性

日本貧乏症学会では「貧乏性と共に生きる」というアプローチも積極的に検討しています。高血圧症、糖尿病、高脂血症などの慢性疾患は完治することは稀であり、疾患を上手にコントロールしながら日々の生活に及ぼす影響を最小限にするという戦略を取っています。同様に、貧乏性と上手く付き合いながら生活の質を高く維持しようという考え方も多くの専門医によって支持されています。貧乏性と共に在り共に栄える、すなわち共存共栄分科会では、患者ひとりひとりの生き方、日々の暮らし、生活習慣、環境を尊重し、各人のニーズにあった対処法を提案していきます。

貧乏性とエコロジー

1970年代から地球温暖化問題に取り組んでいたアル・ゴア前米副大統領がノーベル平和賞を受賞したことは記憶に新しいところです。リサイクルやエコロジーが21世紀のキーワードであると言っても過言ではないでしょう。この流れを受けて、貧乏性の良い面が見直されるようになりました。グローバルな視点から見ると、生活の質を低下させない程度の貧乏性はむしろ好ましいことではないかと考える知識人も少なくありません。実際、環境保護活動家には貧乏性の方が多く、ゴア前副大統領も貧乏性であると言われています(未確認情報)。

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