金持ち父さん 貧乏父さん

貧乏父さん

日本貧乏症学会では、ロバート・キヨサキさんが書いた「金持ち父さん貧乏父さん」を原書で読むことを勧めています。その理由は二つあります。ひとつは、貧乏症の病態解明の糸口になる可能性があるからです。もうひとつは、Rich Dad Poor Dad が非常に平易な英語で書かれているため、洋書が初めての方でも気軽に読めるからです。New York Times Bestsellerになったそうですが、ベストセラーになるためには読者層が広くなければなりません。ごく一部の人しか読めないような難解な単語や構文を使っていては人気が出にくいと思います。良くも悪くも「誰でも読める」ことが重要であると考えられます。

ただし、ぜひ守って頂きたい点があります。決してこの本を買わないで下さい。The rich get richer.金持ちがさらに金持ちになってしまいます。この手の本は図書館で借りて読みましょう。皆様が毎月払っている税金の一部で公共図書館が運営されていますので、それを有効活用し、貧乏症の悪化を未然に防ぐことが極めて重要です。

さらにRich Dad, Poor Dad Bonus, Part 1というポッドキャストが無料でダウンロードできますので、これを聞いて英語のリスニング力をアップさせましょう。無料のリソースを積極的に使うことが金持ち父さんへの第一歩であるといっても過言ではないでしょう。Rich Dad Poor Dad は非常に読みやすい洋書ですが、このポッドキャストはかなり早口なので、全て聞き取れなくても気にしないで下さい。ロバート・キヨサキさんがまくし立てる成功哲学には距離を置いて冷静に対処する事も重要なポイントです。

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